MENU

プロセスオーナーとは?その役割

BPMNについて理解を深め、活用することは非常に重要です。

とはいえBPMNによって作られたワークフローを管理しメンテナンスする責任者を配置することは、さらに重要な事と言えます。

BPMNによって作成されたワークフローの中で業務が滞りなく行われているのか、ワークフローに修正が必要なのか、こうした事を監督する責任者を「プロセスオーナー」と呼びます。

企業の中にはこうしたワークフローがたくさんあり、ワークフローごとにプロセスオーナーがいる事が理想的です。

もちろん起ち上げたばかりの企業や会社であれば、1人のプロセスオーナーが複数のワークフローのメンテナンスを行うということもあるかもしれません。

しかし業務内容が異なっている以上、プロセスオーナーを兼務するという事はあまり良いことではないので、早いうちに各ワークフローに1人のプロセスオーナーを立てる必要があるでしょう。

CPOの役割

現代において、このプロセスオーナーの存在は作業効率や可視化の面で大きな影響を与えるものであるため、良いプロセスオーナーを雇用することは会社に対する投資とも考えることができます。

会社のコンピューターシステムの更新、品質管理の向上などは会社にとって必須の条件になりますが、プロセスオーナーの雇用に関しても、同じレベルの必要性があるでしょう。

特に複数のプロセスオーナーを束ねることのできるような人材を高待遇で雇用する事も検討することもできるでしょう。

ある企業ではこの役割をCFO(Chief Financial Officer)最高コンプライアンス責任者やCEO(Chief Executive Officer)最高経営責任者が行うという事もあります。

しかし大手企業の中にはプロセスオーナーを束ねるポストには専門的な知識が必要であることを認め、CPO(Chief Process Officer)最高プロセス責任者を全てのプロセスオーナーを管轄する人物として役員待遇で雇用しているところもあります。

このCPOに対する扱いはCIO (Chief Information Officer)情報戦略責任者、CTO (chief Technical Officer)最高技術責任者などと同等になるため非常に重要なポストになることが分かります。

プロセスリーダーが多くなればなるほど、全体のつながりを把握する人物の存在は重要なものとなり、それぞれのワークフローがどのように効率的に成り立っているのかを判断することが必要であり、それが会社や企業にとって大きな役割を果たすようになるわけです。

個々のプロセスリーダーの役割

人によってはプロセスオーナー全てがBPMNについて深く理解しているべきであると考えるかもしれません。

もちろん各プロセスオーナーにその知識があるとすれば非常に望ましいことですが、BPMNはコンピューターの言語なので、プロセスオーナー全てがBPMNを深く理解している必要はないでしょう。

しかしプロセスオーナーである以上、次の2つの点は意識している必要があります。

優れたワークフローについて学び、真似る力を養う

ワークフローには完璧なものがなく、業務内容の変化や取引先の変化、人員の変化などによって変化していくものです。

そのため常に良いワークフローとはどのようなものなのか調査をする必要があります。

この面で良いワークフローを真似る力を養うことは重要です。

とはいえ各企業内にはそれぞれ独自のワークフローが存在しており、そのワークフローが外部に出回ることはほとんどありません。

その業務フロー自体が企業の財産とも言えるものだからです。

とはいえ、プロセスオーナーには良い事例に触れる必要があるため、Questetraなどで公開されている業務フローのサンプルを参考にすることができるでしょう。

既に登録されている業務フローのサンプルは数百種類にもなっているので、これを観察するだけでも大きな経験になります。

ワークフローの理論やコツを習得する

BPMについてはマニュアル本も発売されているものの「コレだ!」というような教科書はまだ存在していません。

そのため多くのワークフローの書き方に関する解説本が出ているので、こうした解説を通して理論とコツを学んでいくことは大切と言えるでしょう。

Questetraにもモデリングの鉄則、プロセス改善活動をどのように進めるのかなどのBPMを学べるような記事が載せられています。

このような場所からもワークフローの理論とコツを吸収することができるでしょう。

このページの先頭へ